バイト帰りに喫茶店でマルチに誘われるが、現代社会における有効な呪文の一つである「金が無い」を繰り返したら開放された。喫茶店の入ってる駅ビルから一時間ぶりにお外にでたら、真っ暗で、寒い。なんていう悲しい状況であったけれども、きらきらと光るクリスマスのイルミネーションにちょっと暖かい心持ちになったので、このキラキラも昔は嫌いだったけれど意外と宜しいねえ。なんて思った。
帰りにコンビニによったら友達がいたので適当に喋る。浜崎あゆみの新曲はどうやってカラオケで歌うんやろか?と話を振られたが、浜崎あゆみさんの新曲についてよく知らなかったので、うーん、それは微妙な問題やね。なんて適当に言ってみた。ほんと、適当だ。
喋りながら吐く息も白くて、もう何回も言うけれど、冬です。何回も言うけれど。それでさあ、何回言ったら春が来るんですか?落ち葉を踏んだら、かさり、なんて気持ち良い音がしたけれど、それでも暖かい春が恋しい。というか寒いのがいやだ。