傭兵ピエール(再読したがとてもおもしろい)を大講義室の一番後ろで読んでいたら、「後ろの本読んでる奴!」と注意された。周りを見たところ寝てる奴が3、おきてる奴が4、キャンキャンだかそういうのを読んでる奴が2、隣でウィニングイレブンの理想チームをルーズリーフに書いている奴が1(ジェラードは外せないらしい)、と言ったところで、『後ろの本を読んでいる奴』というのは僕っぽかったので、ほんと申し訳ない。しかし出席重視の授業ってどうなの。ただ素晴らしかったのは授業中喋っている奴が居なかったってことで、まあそれも僕の価値観であるのでどうしようもない。ちなみに傭兵ピエールは国家の品格の表紙を被せてごまかしていたのだが、そもそも国家の品格自体その授業の参考図書ではないのでどうしようもない。でも良書なんでしょ。さらに付け加えるならば国家の品格は知り合いのおじさんがわざわざこれを読めを郵送してきてくれたもので、まあ、うん、読みましたよ、おじさん。ってことになる。そして僕は傭兵ピエールが素晴らしいと思っており、国家の品格を僕にくれたおじさんのごとく誰かに読ましてあげたいし、まあ僕の持っている奴をプレゼントしたいのはやまやまなんだけれど、生憎ここを見てくれていて明日会おうよとかいう感じの人は皆無なので、いわゆるアマゾンで紹介するから眠れぬ夜のお供に…って結構有名な本ですよね。集英社文庫で上下巻あわせて1500円で買えます。ちなみに女の人が読んで僕が感じたほど面白いかは疑問。

傭兵ピエール 上 (集英社文庫)

傭兵ピエール 上 (集英社文庫)

傭兵ピエール 下 (集英社文庫)

傭兵ピエール 下 (集英社文庫)