8月のライオン、雑誌の方では追っていたのだけれど、単行本を初めて読んでみたらコラム書いてる人にびっくり。ハチクロの人に先崎先生!歩が足りてたよこれ、とか言い出したらおもしろいのになーなんて思うのは毒されすぎてるかな。まあ語り手というかなんというか良い位置にいる人だよねーと思って納得したり。ちなみに先崎先生の右四間飛車本は私の愛読書であります!内容については特にいうこともありませんが、しおんの王と似てるとか言っちゃうと駄目なんでしょうね。奨励会生や将棋指しの苦悩なんて紙媒体からは結構なほどに吸収してきたつもりで、正直言っていまさら感はあります。そしてフィクションならではの色々をつけるとその色々の臭さに堪らなくなることあるんですが、その臭いをさせずに感動させるのが上手い物語の書き手なのでしょうから、期待しております!とお金払った身としてえらそうなことを言ってみました。