駅前のロッテリアで炭火焼チキンバーガーセットを食べながら考えていた事といえば、いわゆるソープランドのええかげんな法的解釈である、お風呂に一緒に入っていたら突然恋愛感情が生まれて事に及んだ。ということはパーセンテージにしていくらぐらいだろうかとか、親子丼って親子じゃねえけど実際の親子の確率はどれくらいだろうかとか、ごく低かろう確率の事とその物語についてうだうだ考えていた。店内には未だ流行中であろうレミオロメンの粉雪がかかっていたのだけれど曲が終わった瞬間に店内から音が消えたので驚いた。人は沢山居るのに誰かの喋り声も、物音も一切しなくて、無音があった。何かが始まるような、ちょっとした気分になった。わずかな間だったけれど。
そしてまた少ない確率のことについてうだうだ考える。僅かな確率をいくつも僕は有している筈だけれど、どうにも実感できないのでなんともな感じになり、まあ確率の事を考えたければスロットを打てば早い話だ。ジャグラーでも終日打ったなら嫌と言うほど確率に踊らされるんだろうし、とそう思って友人に頼んだ今日のメインレースの14-11の馬単はどうなのだろう、自分のルールでは正解だったのだろうか、と考える。上手い事府中のダートコースがイメージ出来なくて結局はなあなあな妄想だったのだけれど。そうこうしてたらバイトの時間がやってきて、パドックぐらい見れる時間からバイト入れろっつーのと心の中で毒づいて、最後にタバコを強く吸って、仕草ぐらいはきちんとしようと優しく火を消して、バイトに向かう。
これが今日の13時から14時までの日記。後はまあモトハシさん可愛いなあとかパイナップル山ほど切ったりとかそんな感じの一日。良くも悪くも無い。それが幸せだったりするらしいが、22時30分の今現在は不幸とも幸福とも思わない。りんごジュースが美味しいぐらい。