「ババア長生きしろよ」なんていう台詞は毒蝮さんが言いそうなような気もするし、毒蝮さんなら「ババアは周りのために早く死にやがれ」と言いそうな気もする。しかし結局のところ毒蝮さんはババアが好きなんだろうと思うし、そういう毒蝮さんを僕は好きなんだろうと思う。
とても晴れて外も暖かい、それだけで幸せと言い切れるような日にはNHKを見てしまい、そこで毒蝮さんが病気を克服されたことを知った。軽く泣ける話になっていたので泣いてしまいかねないと思った。涙はこぼしていないとおもう。結局は水の話に行き着くのはおもしろい。涙がこぼれたかこぼれていないか。濡れたのか濡れてないか。血は流れたのか。
そのあとはラジオに切り替えるとモーニング娘さんのザ、ピースが流れてきた。僕はモーニング娘さんのある程度のファンだった。どれ位の度合いかというと、ピースという曲には”ザ”がつくけれどそれがカタカナなのか英字なのかはわからない程度に。幸せになりたい。あなたを守ってあげたい。喜ばしい歌詞だと思う。単純ねと言われるかもしれないが僕はこういう歌詞が好きだ。わかりやすい曲は良いと思う。ウエンツのユニットが卒業ソングを出したことも、マーケティング的な面が強いのだろうけれど、それは抜きに考えていいことだと思う。僕の時代はSPEEDだった。
曲つながりでエンリコモリコーネ(あってなさそう)が流れたから少し。とてもお世話になった人に言われた言葉がある。「過去の自分を愛せ、今の自分を愛せ、未来の自分を愛せ」おそらくニューシネマパラダイスの「自分のすることを愛せ」のパクりというかもじりだろうし酒の席での戯言的だったからその時は流したけれど、どこかに引っかかっていた。過去の自分と未来の自分との線引きはきちりと引けてなくて、区別も大してついちゃいないが、この言葉はけっこう大切に感じていたりする。パクりでも。
酔っているわけでは無いとおもうけれど酒が残っている。喉が渇いている。どうにも何かはじまりそう。そんな感じを抱いてもうすぐ寝る。もったいないけど、でも楽しい。