大崎善生で検索してこられた人のために

聖の青春というほんは泣ける。鏡の法則より全然泣ける。というのも帰省途中の電車の中で不覚にも泣きそうになったのである。3度目なのに。大崎善生のデビュー作にして最高傑作ではないのだろうか。ちなみに大崎善生は最近またノンフィクションを書いていてドナウのなんたらかんたらとかいう題名であったが、聖の青春に比べれば全くもってよろしくない。ただ僕は読書で泣くなんていうことは滅多に無くて、泣きそうになるたび、あざとく書きやがって。と思う。