最近のはなし

判官贔屓の精神か、それとも5年前に失った情熱が未だに燻っていたのか、阪神を応援すべく阪神中日戦の中継を見ていたら甲子園球場の一塁側スタンドの上には三日月が光っており、絵になるなあと思った。そして家の窓からも見えるかしらんとベランダに出てみたら、光っておった。甲子園ほど構図つーのかな、そういうのはしょぼいけれども、やっぱり同じ月なのねと思う。ある種のテンプレートに浸ってしんみり。
そうして眠りにつくわけだが、結構前にこういう文章を読んだ気がする。『人生の半分近くは眠りの中で過ごすのであり、夢の世界は人生の半分なのです』的な。ここで言いたいのは何かというと俺自身は夢なんて見たかどうかも覚えてないので人生の半分くらい損してるんじゃねえか?と云うことだが、まあそれは百歩譲って良いとして、物心ついてからというかピンク的なモノを好むようになってから俺は幾千の夜というやつを過ごしてきたのに、エロい夢、全然見た記憶がございませんが、これ、どういうわけなのか。なんかもったいない。
ま、リアルとかいう言葉も流行ってることだし、現実ですね。そういえば京極の新作があんまり面白く無かったんだけど、これどうなんだろう。俺だけだったら嫌だな、と思っている。