母校で殺人事件が起きたのが丁度一年前だった。容疑者、いやもう書類送検されたから容疑者じゃあないんだろうけれど、まあつまり男の子が成人で無かったこともあり、情報がろくに出て来なかった為、きちんと判ったら気持ちを書きます的な事を書いたが、今回帰省して色々聞いたが、さすがにこういう場で書けるようなことではないので、申し訳ないがおれが知った真偽も曖昧な情報を書いて、それに関するおれの気持ち的なことを書くことはありません。
ただおれは一年前に感じていた気持ち、というか、妙に彼と自分をダブらせていたところがあったのだが、同じ小さな学校に通っていて、おれは人を殺さずに彼は殺したのは何故だろう、というやつは色々な人の話を聞いてみると、おれはおれ、彼は彼だった、と普通に思った。適当に解釈されるのは嫌であるよね。結局のところ彼と彼女の事柄は未だにおれはよくわからないのであるが、無駄にストーリーを付けようとも思えず、もう何も考えないことにする。ただ事実があって、なんか、無性に悲しい。