正月過ぎてから漫才見てない人間が書くようなことでもないけど、ちらっと見たのでM1のことをすこし。
ノンスタイルの漫才は洗練されていた。でね、右の人が左の人をツッコミとして何度も何度も叩くのだけれど、おれとしてはいやーな感じに思えてしまった。漫才が、ツッコミ方が洗練されているが為に、そういうツッコミがふつーにある世界があるんだろうなあと想像して(実際ある)面倒だなあという気分にさせた。おれは小突かれるのとか嫌いなのだ。
オードリーの場合もツッコミはあった。最初のツッコミは緊張してるのかなんなのか、やさしいツッコミで、ちょっと笑ってしまったのだけれど、漫才が、会場が熱気を帯びていくにしたがって激しいものとなって、終わったときにはボケの人のおでこは真っ赤になってた。こういうのにはおれは好意的なのである。
優勝するだろうなーと思ったコンビが優勝したが、おれ個人が面白かったのはオードリーと栃木の人だったと言うと、たまたま来ていたねえさまに子供ね、と言われた。しかしそのねえさまもNHKでやっていた動物の赤ちゃん番組が見たいとちょっとゴネてたので(居間でみなさいという話だ)、ま、血筋であるとは思う。